Feature 特徴
3D切削シミュレーション
NCプログラムをトレース
Virtual NC(バーチャルNC)では、立型/横型の3軸マシニングセンタの標準的なNCコード(FANUC等)および4軸/5軸の一部の回転軸指令を解釈し、3D仮想空間上で工具を動かし、素材形状を切削するアニメーションを表示します(NCシミュレータ)。NCコードは、G01、G02、G03を始め、工具径補正、工具長補正、固定サイクルなどのGコード、Mコード、Fコード、Sコードに対応しています。NCプログラムが画面表示されますので、特定の行をクリックすると、その時点の素材の切削結果を確認することができます(NCチェック)。
-
NCプログラムをトレース
ソリッドモデラにより任意の角度から切削
Virtual NC(バーチャルNC)では、加工機座標系の各軸(XYZ軸)をそれぞれの回転軸(ABC軸)で回転させることにより、素材に対して任意の角度から工具をアプローチし加工を行います。独自開発のソリッドモデラにより、素材形状は上面だけでなく側面や任意の角度から切削した形状を表現することができ、割出5軸、多面加工での素材の切削結果を確認することができます。
削り残し/削り込みを色分け
Virtual NC(バーチャルNC)では、目的とする加工形状のSTLファイルを読み込み、素材形状と重ねることにより、加工形状と素材形状の差分をコンター表示(色分け表示)することができます。素材形状の削り残し部分を青色、削り込み部分を赤色で表現し、視覚的に差分を確認することができます。
-
削り残し/削り込みを色分け
加工時間の算出
Virtual NC(バーチャルNC)では、NCプログラム中のFコード、加工機情報の早送り速度、を解釈することにより、おおよその加工時間を算出することができます。 固定サイクルの切込み、逃げ動作も考慮されています。
最適工具姿勢(角度)算出
一体化部品・複雑形状などの加工には、従来の3軸加工に加えて、5軸加工機の導入が不可欠です。
但し、工具・ホルダのサイズ、工具姿勢を決定するパラメータの組合せは無限にあり、最適な工具・ホルダと工具姿勢を見つけ出すには、加工作業者の試行錯誤が必要になります。
Virtual NC(バーチャルNC)の「最適工具姿勢(角度)算出」は、特定の工具セット(刃物の径・突出し長さ、ホルダの径・長さ)について、工具姿勢(倒れ角、水平角)の角度範囲、角度ピッチを指定すると、角度ピッチごとの素材の切削結果を算出します。この切削結果の削り残しを評価することにより、最適な工具姿勢を見つけ出すことができます。
更に、1本目の工具の削り残しに対して、2本目の工具を検討できますので、加工工程毎の工具選定を順次行うことができます。
ホルダ/治具干渉チェック
Virtual NC(バーチャルNC)では、3D切削シミュレーション中に、ホルダと素材、治具と刃物、の干渉チェックを行い、干渉が発生したNCプログラムの箇所を検出します。これにより、NCプログラムの不具合、工具セットの不具合、加工機のパラメータの不具合、を見つけ出すことができます。
-
ホルダと素材の干渉
-
工具と治具の干渉
条件分岐/繰り返し/マクロ呼び出し
Virtual NC(バーチャルNC)では、NCプログラム中の、無条件分岐(GOTO)、条件分岐(IF)、繰り返し(WHILE)、マクロ呼び出し(G65/G66/G67)などの制御文の動作確認を行うことができます。制御文によるジャンプ先のプログラム行、その時点の変数の値、工具の動作、素材の切削結果、を同時に確認することができます。
これにより、制御文による不具合を容易に見つけ出すことができます。変数は、マクロ内のローカル変数は#1〜#26、コモン変数は#100〜#199と#500〜#999、を使用することができます。
-
制御文のNCプログラム展開
-
変数の状態表示
動画
定期的に、使い方の動画や、製品紹介動画をアップしています。
-
2024年度PV
-
サンプル①実行手順
-
3ステップでシミュレーション実行・ドライラン実行手順
- Free
- Standard
- Professional
- Ultimate
高価格な市販NCシミュレータが装備している
高機能を安価にご提供いたします。
高機能な無償版と魅力的な有償版をご用意しております。
※有償版は月額固定のオンライン配布となります。